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β-Capsule(ベータカプセル) (同人サークル)


β-Capsule(ベータカプセル)は、1985年から2000年まで存在した創作漫画同人サークルである。活動発表場所は主にコミックマーケット。ジャンルは「創作・少年」

 

 

概要


1985年、サークル「MANUFACTURE」の姉妹サークルとして発足。

1985〜1987年、オフセット誌「CAPSULE」3冊発行。またコピー誌「CAPSULE jr」を8冊発行。

1994年から「HYPER CAPSULE」発行。同時に電子版(PC閲覧バージョンのディスク)発表。一時期、ジャンル「PCソフト」で「β-cap電子版」というサークルを別に立てた。

2000年冬までに活動終了。

歴史・活動内容


母体としてサークル「MANUFACTURE(まにゅふぁくちゅあ)」がある。このサークルは水準の高い本を求め寡作であるので、コミケ参加にあたり「中継ぎ」に当たる”もっとライトな本”を小刻みに出す目的で立ち上げられた。名前の由来はウルトラマンの変身アイテムである。

発足メンバーは「MANUFACTURE」と同様、くわはらひろと と岡島幸夫(ただし、彼は一冊目「CAPSULE ONE」の表紙を描いた他はノータッチである)他に広くメンバーを集める。編集長・発行責任者は前期においてはくわはらひろとである。

メンバーのほとんどは千葉大学アニメ同好会部員およびそのOBである。

作品傾向は「特撮」的世界観によるオリジナル漫画。この背景には、当時がメンバー共通の原体験である「ウルトラマンシリーズ」の低迷期(新作がない)にあたり、戦隊物もマンネリ化が著しく、「自分たちの望む特撮」に対する飢餓感が存在した事が挙げられる。

本の製作場所は大学の漫研部室、くわはらの居住アパート、小岩の「作業部屋」など。印刷業者は基本的に下板橋にある「コーシン出版」である。ここでは使用印刷機の仕様で「8枚面付け」が必要とされ、手間がかかった。

1988年より、サークルカット及び参加申し込み手続きは御米椎が行っている。サークルカットのテーマは毎回「隊員服」である。

一時、コミケだけでなくコミティアにも参加していたことがある。

1990年頃より、本サークルと「MANUFACTURE」執筆者の大半がかけ持ち状態になった。

HYPER CAPSULEは、当時Macintoshを入手したフジヤマトオルにより電子版が作成された。Ver.1はMac専用でHyperCardにより作られている。Ver.5(えう゛ぁんかぷせる)のディスクには、本にはない「カラー4コマ」が収録された。また、Vol.1と2はA5版横長の特殊判型である。

2000年の時点で、ウルトラ平成3部作が放映され、仮面ライダー新シリーズが始まるなど、特撮の低迷期は脱したと言え、本サークルの存在意義は既に失われ、使命は終えた感がある。

主な執筆者


くわはらひろと(ゆさわひろと)

御米椎(MIN-MIYONESHI)

フジヤマトオル(フジ・リョウ)

法田恵

鷹司綾(AYA)

大西勇二(琴平悌次、金毘羅悌次郎)

うねひでほ

近藤朗(Aki)

近藤尚子(Nao,なおさ)

うえはら・馬車馬・じゅんじ

杉浦 純

かのうかづき(やくとうゆきつね)

K・亜原(くわはらひろとの実弟、現・桑原真也)

リスト


・CAPSULE ONE 1985

・CAPSULE 2 1986

・CAPSULE 3rd 1987

・ CAPSULE jr.1 1986

・CAPSULE jr.2 (おもいっきり超人機メタルダー組)1987

・ CAPSULE jr.3 1987

・ CAPSULE jr.4 1988

・CAPSULE jr.5 1989

・ CAPSULE jr.6 1991

・CAPSULE jr.7 1992

・ CAPSULE jr.8 1993

・HYPER CAPSULE 1 1994

・HYPER CAPSULE 2 1995

・HYPER CAPSULE 3 1995

・HYPER CAPSULE 4 1996

・HYPER CAPSULE 5(えう゛ぁんかぷせる) 1996

・HYPER CAPSULE 6 1997

・HYPER CAPSULE 7 1999

・HYPER CAPSULE 8 2000


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文中敬称略。2011年8月更新。